４階建てビルの３階と４階の４世帯が、昭和50年以前のコンクリート製地下受水槽を経由し、加圧ポンプをへて水道水を利用されていました。写真の黒いマンホールの下に受水槽があり、その奥にあるのが加圧ポンプです。定期的なメンテナンスが必要なため、維持管理コストがかかっていました。

また、地下受水槽が40年ほどたっているため、衛生面や老朽化が心配になります。

直結給水とすることで、加圧ポンプを撤去し、受水槽は水抜きをしました。水道本管からの水を、直接、各世帯にお届けできるようになっています。受水槽を廃止したため、メンテナンスが必要なくなりました。

ビル管理者が水道料金を計量して請求する私設メータをご利用になられていました。

直結工事と同時に、水道局メータに変更しました。水道料金の計量と請求が水道局の取扱いになり、オーナー様の負担が少なくなりました。メータ廻りはメンテナンス性のよいメータユニットに交換しました。